新型高速船「クイーンビートル」博多港へ コロナ禍で延期後まもなく到着

「水戸岡デザイン」の赤い高速船で、「大航海時代」まもなく始まります。

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日韓航路に就航予定の「QUEEN BEETLE」の外観イメージ(画像:JR九州高速船)。

 JR九州高速船は2020年10月13日(火)、福岡~釜山航路に就航予定の新型高速船「クイーンビートル」について、10月15日(木)午前11時頃に博多港へ到着予定と発表しました。

 「クイーンビートル」は、30年近くにわたり運航している高速船「ビートル」を継承する形で新たに導入されるもので、デザインは、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」などを手掛けた工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが担当。

 当初は2020年7月就航予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で建造が延期。完成後、9月29日にオーストラリアの造船所から引き渡され、10月5日に現地を出港し、日本へ向かっていました。到着する博多港中央ふ頭3号岸壁では、JR九州高速船の社員たちが旗を振って出迎える予定とのことです。

 日本到着後、内装仕上げなどの作業が行われ、11月下旬頃に内覧式が予定されています。

【了】

【画像】「水戸岡デザイン」の新型高速船、外観から内装まで

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