「ありがとうキハ40・48形」五能線から引退へ オリジナル行先票掲出 JR東日本

3本の列車で掲出されます。

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五能線を走るキハ40・48形ディーゼルカー(画像:JR東日本秋田支社)。

 JR東日本秋田支社は2020年10月29日(木)、五能線を走るキハ40・48形ディーゼルカーが今冬に引退を控えていることから、「ありがとう『キハ40・48形』」企画の第1弾として歴代塗装のデザインを施したオリジナル行先票(横サボ)を掲出して列車を運行すると発表しました。

 次の列車3本で、11月7日(土)から当分の間掲出されます。

・東能代7時23分発 弘前行き
・弘前16時28分発 深浦行き
・深浦20時15分発 東能代行き

 キハ40系は、国鉄時代の1977(昭和52)年にデビューした車両で、1982(昭和57)年までに888両が製造されました。1987(昭和62)年の国鉄分割民営化後も、JR旅客6社が継承して使ってきましたが、2000年代に入ると老朽化により新型車両への置き換えが進んでいます。

 秋田県から青森県にかけて日本海沿いを走る五能線では、キハ40・48形が普通列車などに使われてきましたが、新型の電気式ディーゼルカーであるGV-E400系がこの冬に導入され、キハ40・48形は引退する予定です。

 なおJR東日本秋田支社は、写真撮影や列車乗車の際は「節度ある行動とマナーをお守りいただくほか、沿線での自動車運転などには十分ご注意ください」と呼び掛けており、「マナー違反などが繰り返し発生した場合は、当企画の早期終了や次回企画は実施できない場合があります」としています。

【了】

【画像】「ありがとう『キハ40・48形』」横サボ

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