ANA機出発前の“ナゾの呪文”!?「セットスライドバー」とは かつては違う言葉 なぜ変更?

旅客機ではドアが閉まった直後、乗客向けではないアナウンスをします。ANAの場合「セットスライドバー」という言葉を使用。これはどういった意味なのでしょうか。そしてこの言い回しに変わったのは、数年前。なぜ変えたのでしょうか。

一部ではネット用語にも

 出発直前の旅客機では、そのフライトにおけるCA(客室乗務員)業務の責任者「チーフパーサー」が、乗客ではなく、おもに機内の各エリアを担当するほかのCAに向け、業務指示をすることが一般的です。

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出発直前のANA機のイメージ(2019年、乗りものニュース編集部撮影)。

 ANA(全日空)機が出発する直前、ドアが閉まった直後に「セット スライド バー(Set Slide Bar)」という業務指示がチーフパーサーから発出されます。これをひらがなで表記した「せっとすらいどばあ」は、一部で「ANA便でいまから出発する」といった意味などで、ネット用語として用いられる場面も見られます。

 ANA広報部によると、これは「出発前のドア操作を実施するための業務指示」とのこと。

 飛行機のドアには、ふたつのモードがあります。この差は、開けたときに緊急脱出用スライド(脱出シュート)が出るかというところです。

 飛行機が動いているときは、万一の有事の際、ただちに旅客が機内から脱出できるよう、客室ドアを開けたらスライドが膨らみ、勢いよく射出するようになっています。一方、地上で駐機時は、人の乗り降りのためドアを開けても、スライドが出てしまわないようCAが設定を切り替えます。

 このドアモード切り替えの動作は極めて重要で、大切な保安業務の一環です。一方、その切り替えの業務指示の文言は、航空会社ごとに定められているのが日本では一般的です。ANAの場合は、これが「セット スライド バー」にあたるのです。

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コメント

2件のコメント

  1. 他の社では言わないのはなぜ

    かは解らなくても構いませんが

  2. そういえば昔、営業開始の初日にミスしたエアラインが日本にもあった気が・・・

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