ANA機出発前の“ナゾの呪文”!?「セットスライドバー」とは かつては違う言葉 なぜ変更?

旅客機ではドアが閉まった直後、乗客向けではないアナウンスをします。ANAの場合「セットスライドバー」という言葉を使用。これはどういった意味なのでしょうか。そしてこの言い回しに変わったのは、数年前。なぜ変えたのでしょうか。

「セットスライドバー」誕生経緯 そしてその意味は…

 このドアモード切り替えを意味するANA機の出発前の業務指示の「セット スライド バー」、実は同社では、かつて違う言い回しでした。

 ANA広報部によると、「セット スライド バー」の文言が使用されたのは、2016(平成28)年12月からとのこと。それ以前は「ドアーズ フォー ディパーチャー(Doors for Departure)」という言い回しだったそうです。

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ドアが開いたANA機のイメージ(2019年、伊藤真悟撮影)。

 この変更について、ANAは「より業務の目的に合わせた行動を指示するため」としています。従来の「ドアーズ フォー ディパーチャー」の場合は、直訳すると「出発するためのドア」「出発の扉」など婉曲的な表現なのに対し、「セット スライド バー」は「スライドのバーをセットせよ」で、直接的な表現となっています。

 なお、この現行の「スライドバー」という言葉ですが、「スライド」は脱出用スライドのことを指し、「バー」はスライドを降ろすための「ガートバー(Girt Bar)」というパーツを指すようです。

 アメリカの旅行メディア「ザ・ポインツ・ガイ(The Points Guy)」によると、ガートバーをドアのフレームと接続することで、スライドが出るようになるそうです。現代の旅客機では、ドアのレバーなどを動かす事で、このバーが機体側に固定され、スライドが出るモデルが多数です。なお、ボーイング737シリーズなど一部モデルでは、レバーによる操作ではなく、実際に「バー」をドアにセットするシーンも見られます。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. 他の社では言わないのはなぜ

    かは解らなくても構いませんが

  2. そういえば昔、営業開始の初日にミスしたエアラインが日本にもあった気が・・・

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