羽田発着「仮想ハワイ便」で“限定復活”のJAL「リゾッチャ」って? 当日思わぬ展開に

コロナ禍のもとJALが複数の空港で実施している遊覧チャーター便。羽田発着で実施されたのは、かつてほかのJAL路線と大きく異なったサービスを展開した「リゾッチャ」を模したものでした。そして当日には「偶然」のサプライズもありました。

「ジャンボジェット」を特別塗装に

 新型コロナウイルス感染拡大で飛行機利用が減るなか、JAL(日本航空)グループは、目的地へ行くための移動手段ではなく、フライト自体を目的とした遊覧チャーター便を、各地で不定期運航しています。2020年11月14日(土)は「ハワイ気分周遊チャーター」を羽田発着で実施しました。

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JAL「ハワイ気分周遊チャーター」羽田空港出発の様子(2020年11月14日、乗りものニュース編集部撮影)。

 フライトそれぞれに様々な工夫を凝らしているJALの遊覧チャーター便ですが、この「ハワイ気分周遊チャーター」は、往年のJALファンにとって懐かしいものが飛び出します。かつてハワイやグアム、サイパン線などのリゾート路線で実施されていたキャンペーン「リゾッチャ」です。

 JALは「クラシックジャンボ」ボーイング747型機や、3発ジェット機のダグラスDC-10型機などの機体を「リゾッチャ」塗装にし、先述のリゾート路線などに投入していたほか、機内ではCA(客室乗務員)がアロハブラウスを着用し、ビンゴ大会も開催。ほかのJAL路線とは一線を画した、南国リゾート気分を楽しめる搭乗体験を提供していました。

 今回の「ハワイ気分周遊チャーター」のコンセプトは、この「リゾッチャ」を1フライト限定で復活させるというものです。

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