ANA傘下「avatarin」 「アバター」遠隔操作で一般人も「宇宙旅行」体験できる試みへ

世界初の取り組みだそうです。

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「スペースアバター」が設置された「きぼう」のイメージ(画像:avatarin)。

 ANA(全日空)グループのスタートアップ企業「アバターイン(avatarin)」は2020年11月10日(火)、宇宙での「アバターロボット」技術活用に向け、一般向けの宇宙~地上間の技術実証を、東京都内の虎ノ門ヒルズビジネスタワーで実施すると発表しました。

 同社は、地上400km上空を秒速8kmで周る国際宇宙ステーション「きぼう」に設置された宇宙アバター「スペースアバター(space avatar)」から、一般人への操作体験を提供します。これは、世界初の試みといいます。一般の操作者が会場から、「きぼう」船内の「スペースアバター」をリアルタイムで直接動かし、船内から宇宙や地球を眺めることが可能になります。

 またアバターインは、同社が手掛けるアバターロボット「ニューミー(newme)」を活用し、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)展示施設の、専門家ガイドによる1回30分の遠隔見学体験も実施。自宅など会場外から参加する場合は、見学を1回500円(通信・機器利用費)と有償とすることで、収益の費用対効果もテストするとのことです。

 これらの体験の開催期間は2020年11月21日(土)、22日(日)の2日間、ともに13時から20時までの予定です。

【了】

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