日本にもあった!? 破産のエアアジアJにも匹敵「鮮やかCA制服」 赤い制服は海外でも…
国内はどうなの? かつては「赤っぽい」制服の古今東西
一方日本では先述のとおり、「真っ赤なCA制服」が採用されている主要航空会社は、2020年11月現在ありません。近いカラーリングとしてはLCCのピーチで、同社のトレードカラーのピンク色を、そのまま制服のカラーとして採用しています。
ただし過去をさかのぼると、完全なる「赤いCA制服」ではないものの、「赤」にかすめたカラーリングのものもあります。
まず、トレードカラーが赤のJAL(日本航空)では、ポイントで赤が入っていることはあるものの、実はおおむね一貫して制服のカラーリングは紺です。例外としては、1967(昭和42)年から1970(昭和45)年まで採用された4代目制服ですが、こちらはスカイブルーを採用しています。
一方、2004(平成16)年にJALと併合したJAS(日本エアシステム)では、TDA(東亜国内航空)時代の1971(昭和46)年から1975(昭和50)年まで、赤に近いオレンジの制服を採用しています。これは、同社がジェット旅客機を導入したことにともなって、当時のコーポレートカラーを取り入れたものだそうです。
ANA(全日空)は現行のグレーのCA制服が採用される前は、紺やライトブルー、オレンジ、茶色……とさまざまな色のものを採用しています。
一方、地上係員の制服カラーには、過去に赤い制服を着用していたことも。2代目の冬服(1972年から1987年まで)、3代目(1987年から1982年まで)、4代目(1982年から1990年まで)赤いものを採用、約28年ものあいだ地上係員は「赤い制服」を着ていたことになります。
【了】
ハーレクインエアの制服は赤でした、ちゃんとリサーチしてください。
ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。
どこが修正されたのかわかりません