リニューアルでどうなった? えちぜん鉄道「きょうりゅう電車」 車内外とも恐竜尽くし

えちぜん鉄道勝山永平寺線の終点 勝山には、福井県立恐竜博物館があります。誘客を図ろうと同線で2014年に運行開始した「きょうりゅう電車」がこのたびリニューアルされました。車両は恐竜尽くし。どんな様子だったのでしょうか。

2023年度には「専用の」きょうりゅう電車を導入予定

 ティラノサウルスは実寸大、残り2体は実寸大より少し小さめとのこと。また、車内を見渡すと、座席が福井県の恐竜ブランドキャラクター「ジュラチック」の背もたれカバーなどで装飾されており、着脱式とはいえ特別な列車としてのムード抜群でした。もちろん車内がにぎやかな分だけ「準備は大変」とのこと。また、同社は30分おきに列車を運行していることから、「きょうりゅう電車」をはじめ貸切列車を運行できるダイヤはあらかじめ決められているそうです。

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「きょうりゅう電車」のアテンダントは、サファリ風の衣装に身を包む(2020年11月、蜂谷あす美撮影)。

 列車は、福井駅を午前9時47分に発車後、運転停車を除いてノンストップで終点の勝山駅を目指します。サファリ風の衣装に身を包んだアテンダントの元気なアナウンスやテレビモニターでの恐竜クイズなど、乗車中のお楽しみコンテンツも盛りだくさん。これらの映像やアナウンスは、恐竜博物館が監修しています。

 午前10時30分、43分の旅を終え勝山駅に到着した列車は、恐竜博物館行きのバスに乗り換える人たちを見送ったのち、回送列車として福井口駅横の車両基地に帰っていきました。夕方からは普通列車として運行されます。

 えちぜん鉄道では、2023年度の運行開始を目指し、専用の「きょうりゅう電車」導入を進めています。今以上に“恐竜感”のアップした列車の登場が楽しみです。

【了】

【写真】トリケラトプス、ドーン! 大口を開けて待ち構える車内

Writer:

1988年、福井県出身。慶應義塾大学商学部卒業。出版社勤務を経て現在に至る。2015年1月にJR全線完乗。鉄道と旅と牛乳を中心とした随筆、紀行文で活躍。神奈川県在住。

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