旅客機「ドシンと着陸」 実は理由あり! どんな時でナゼなのか ANAパイロットに聞く

旅客機に乗っていると、まれに着陸時「ドシン」と衝撃が強くかかるケースがあります。実は場合によっては、こちらの着陸の方がよいケースがあるとANAのパイロットは話します。その理由などを聞きました。

積雪時や凍結時の着陸は「しっかり」がベスト

 旅客機に乗っていると、「本当に接地したのか」と思うような衝撃が非常に少ないときもある一方で、着陸時「ドシン」と衝撃が強くかかるケースがあります。ごくまれにそれに驚いて声を上げる乗客も。

 一般的には「着陸は衝撃が少ない方がグッド=操縦がうまい」と考えてしまいそうですが、現役のANAのパイロットによると必ずしもそうとは言えないそうです。

Large 201216 land 01

拡大画像

着陸するANA機(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。

「お客様の感覚では衝撃の少ないほうが良い着陸と思われるかもしれませんが、滑走路が凍結していたり、積雪があったりするときには、あえて接地点を延ばさずに少ししっかり目に接地させます。その時はスムーズというよりも、”ドン”と感じるくらいの衝撃で着陸させるほうがベターです。パイロットは状況に応じて、どの程度の強さで機体を地面に接地させるかを考えて操縦しています」(ANAのパイロット)

 あえて「しっかり目に着陸」しているとのことですが、これにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

【航路図】飛行ルートも夏と冬で違いあり!

最新記事

道路交通情報(外部サイト)

  • 「最新の交通情報はありません」

コメント

3件のコメント

  1. 民間ジェット旅客機の機長をしているものです。この手のお話をもう何度も目にしますが、ちょっとだけ私見を申しますと。
    パイロットも人の子、うまく行く日もあればそうでない日もあります。
    毎回違う空港、気象条件、進入方式、着陸重量、機体の状態などある中で、毎回スムーズに着陸出来るではありません。その日の体調も影響しますしね。特に風の影響は大きいと思います。
    スムーズに着けるつもりが、風が変わって最後に落とされることもあります。逆もあります。
    でもひとつ知っていただきたいのは、いずれの着陸も安全性を担保した上で行っているということです。そうでなければやり直します。私はそんなに上手だと思ってませんし、いつも自分の思い通りに離着陸出来ると思うなど、おこがましいと思っています。

  2. この手のコメントは広報用ですね。お客様目線で考えたらスムーズな着陸に越したことはないはずです。腕もありますし体調もあります。体調が悪いと五感が発揮できません。自動操縦による着陸はほぼほぼ一定の着陸をしてくれますが、人間の場合感覚に頼らざるを得ないためにその日によってうまくできたり、思い通りにコントロールできないでドンやドスンが発生します。これに輪をかけて風の影響が加わって最悪ドシャン! となってしまいます。普通接地時のGは1.2〜1.4G で1.4を超えるとあらりゃ。。。ですね。機体の強度は旅客機では2.0Gまでの制限となっています。これを超えると機体の点検が必要になります。過去には胴体にシワが入ったり、車輪軸が翼燃料タンクを突き抜けたという事も起こっています。
    航空機が安全に着陸できるというのは、制限G内での接地と、接地時の速度エネルギーを滑走路内でゼロにできれば良いのです。
    雪で覆われた滑りやすい状況でも、通常の着陸重量では5100ftだと思います。滑走路には接地帯標識が3000ft(900m)ありますが、この接地帯内で接地が行われれば、3000+5100m=8100ft 新潟空港は8202ft(2500m) ですからしっかり接地帯に接地する事で安全が担保できます。接地のGエネルギーはこのような場合により小さい制動速度に落とすことができます。山形空港など2000m滑走路ではしっかりと接地点に予定した速度で接地することが重要になってきます。羽田空港のような3000mを超える滑走路で乾いた滑走路での着陸でドシャンの必要はないと私は思います。
    雪は低速で滑りやすいですが、降り積もった雪は抵抗になり意外と止まります。踏み固まった雪は滑ります。もっと恐いのは雨なんです。ハイドロプレーンという高速時に水膜の上を滑り制動が効かずにオーバーランに至るのです。最近はバケツをひっくり返したような雨が降ることが多くなりましたので、こちらの方を気をつけねばと思っています。
    パイロットも人の子、うまくいく日もあれば、風に負けてドシャンの日もありましょう。しかしながら日本のパイロットは厳しい訓練の元、常に安全運航を心がけておりますのでどうぞ安心して空の旅を楽しんでいただければ幸いです。

  3. 言い訳でしょう。
    くそ暑い東南アジア諸国の空港に日系航空会社で到着しても「ドッスン着陸」。
    滑走路はハブ空港に相応しく着陸後も十分に余裕があるからオーバーランも関係ないし、積雪どころか降雨さえも無し。
    別の日に周辺国の空港から地元の航空会社で同じ空港に着陸するときはブレーキかかるまで気づかないスムーズさ。
    そもそも、積雪や凍結した滑走路なんかほとんどない。
    ドッスン着陸は操縦の下手さだと思います。
    機内アナウンスも日系航空会社のパイロットさんは「ド下手」ですし、資質の問題でしょう。