「紙のチケットいらず」MaaS 東京多摩エリアにも 一日券などスマホで完結 相乗りタクシーも

スマホで完結するデジタルチケット、使ってみると便利です。

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多摩MaaS「TAMa-GO(タマ・ゴー)」のロゴマーク(画像:京王)。

 京王電鉄は2020年12月25日(金)、東京多摩エリアの交通サービスやショッピングをスマホで完結するためのサービス「TAMa-GO(タマ・ゴー)」の実証実験を行うと発表しました。

 これは東京都が公募したMaaSの実証事業として採択されたものです。専用のサイトから、各種チケットの購入・使用や、経路検索、観光案内を兼ねたデジタルマップなどを利用できます。

 サービスの実施期間は2021年1月13日(水)から2月28日(日)まで。

 このMaaSから購入できるデジタルチケットは、京王線・井の頭線の一日乗車券と高尾山ケーブルカー・リフトの往復乗車券と温泉施設の入館券がセットになった「京王・高尾山レジャーチケット」(おとな2360円、こども1180円)をはじめとするオールインワン方式のレジャーチケット、および京王線聖蹟桜ヶ丘駅前の商業施設「京王聖蹟桜ヶ丘SC」のお買物券と京王線の往復乗車券がセットになった「聖蹟桜ヶ丘お買い物チケット」(おとな5000円)などです。

 交通サービスのデジタルチケットはスマホの画面を提示するだけ、お買い物券はスマホカメラで店舗内のQRコードを読み取ることで使用できます。

 あわせて、聖蹟桜ヶ丘駅と聖ヶ丘・馬引沢・連光寺6丁目地区を結ぶ相乗りタクシーが試験運行されます。運行時刻は11時から16時で、MaaSページから事前予約が必要です。運賃は一律500円。支払いにはデジタルチケットと現金が使用可能です。

【了】

【今回使える鉄道や店舗のデジタルチケット】

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