ここバス通るの!? 続・東京のバス「狭隘区間」5選 細道に人人車車…運転テク光る
狭く見通し悪い「誘導員常駐」区間も
住宅街の狭隘区間を行く路線もあります。
榎~仙川駅入口(世田谷区~調布市)
●経由する主なバス
・小田急バス「成06」:成城学園前駅西口~榎~千歳烏山駅南口
・同「成02」:成城学園前駅西口~榎~千歳烏山駅北口
・同「歳20・21」:成城学園前駅西口~榎~千歳船橋駅
・同「成04・05」:成城学園前駅西口~仙川駅入口~調布駅南口・狛江駅北口
小田急線の成城学園前駅から北へ向かう小田急バスの多くが経由する都道118号(調布経堂停車場線)には、道幅が極端に狭くなる区間があります。世田谷区の榎交差点から仙川を渡り、調布市に入って仙川駅付近までの区間で、アップダウンもあり乗用車でもすれ違いに苦労するほど。バスの運行にはドライバーどうし、あるいはバスと乗用車のドライバーとの譲り合いが欠かせません。
なお、榎側は主に千歳烏山駅や千歳船橋駅に発着するバスが、仙川駅入口側は調布駅などに発着するバスが、それぞれ狭隘区間の一部を経由していますが、なかには狭隘区間を全て通る便もあります。
下石神井1丁目付近(練馬区)
●経由する主なバス
・関東バス/西武バス「荻11」:荻窪駅北口~井荻駅入口~石神井公園駅
・関東バス「阿50」:阿佐ヶ谷駅~下井草駅~石神井公園駅
※西武バスのバス停名は一部異なる。
環八通りから北西の石神井公園方面へ延びる都道25号「旧早稲田通り」は、閑静な住宅街のセンターラインもない細い道を、バスが行き交います。やはり乗用車でもすれ違いに難渋するほどですが、中でも下石神井1丁目バス停付近には見通しの悪いカーブが存在。ここには小さな詰所があり、常駐する誘導員がバスの行き違いなどをサポートしています。
上記2系統のバスの狭隘区間はこれで終わりではありません。起終点である石神井公園駅南口近くの商店街も非常に狭隘で、やはり、直角カーブの箇所に誘導員が常駐しています。
乗用車とのすれ違いもヒヤヒヤなのに、大型バス同士ですれ違いも発生する上石神井駅北側 とか…
大型バスがギリギリの一通から片側1車線の道に右折する立教女学院の角とか…
乗るたびに… 今日は大丈夫か?…… とヒヤヒヤしながら見ていたな……
狭いだけなら自由が丘駅前ロータリーに入る東急コーチ自由が丘線も
自由が丘駅、深沢地区の迂回ルートも狭いですよ。