箱根登山鉄道のモハ2形「109号」3月引退 元は90年前の木造車 ラストラン方向板掲出

チキ2形のときから数えて約90年!

車内で写真展示

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箱根登山鉄モハ2形109号の復刻塗装(画像:箱根登山鉄道)。

 箱根登山鉄道は2021年1月27日(水)、電車のモハ2形109号が3月21日(日)をもって引退すると発表しました。

 109号は1927(昭和2)年に登場した木造車のチキ2形の走行系機器と、新製の鋼体車体を組み合わせて造られた車両です。2019年には箱根湯本~強羅間の開業100周年を記念して、1935(昭和10)年~1949(昭和24)年頃の緑の塗装に塗り替えられ、現在まで使われてきました。109号の引退により、モハ2形で残るのは108号の1両のみとなります。

 引退に際し、2月13日(土)から運行最終日までの間、ラストランデザインの方向板を掲出。車内では2月20日(土)から引退日まで写真が展示される予定です。引退イベントは、新型コロナウイルス感染拡大の状況により未定ですが、実施される場合は改めて告知されます。

【了】

【強羅行き・箱根湯本行き】「Last Run」デザインの方向板

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コメント

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2件のコメント

  1. で、残る108号は走れる状態で残るのですかね?あれもなくなったらもう「俺の」箱根も終わりだ。二度といくこともないだろう。

  2. なんで引退するのかね?維持コストやメンテが大変だからか?でも、箱根登山鉄道ってそもそも観光がメインの会社なんでしよ? だったら観光資源の一環として何とか残す努力をして欲しい。
    災害復旧やコロナで莫大な費用が掛かるのは分かるが、一時的な理由で、かつ、こんなコロナ時期のドサクサにしれっと亡くしてしまうのでは、将来的な財産資源もファンなくす事になるのに。