自虐ネタ話題で即完売 島原鉄道「赤字ペン」2/25(木)より販売再開
赤しか出ないので、色間違いの心配なし!
赤字の鉄道会社が作った赤字ボールペン
長崎県の島原鉄道(島原市)は、2021年2月25日(木)より「赤字ペン」を再び販売すると、同社社長のツイッターで発表しました。
「赤字ペン」は、島原鉄道が2020年11月下旬に発売したオリジナル商品で、3芯式のノックタイプ構造ながら、3色ペンではなく全て赤色のみという変わったボールペンです。
社長のコメントによると、「赤字会社にしか作れないものを作ろうと思いついたのが、この赤字線しか引けない『赤字ペン』です。赤色は使う機会が多いのではないでしょうか?」ということで、この自虐ネタを逆手に取ったのが話題となり、当初作成した5000本はわずか1週間ほどで完売しました。
そこで追加生産を決定、このたび再販の運びとなったとのこと。チラシやポスターに掲載された“続・社長のコメント”では、「この度2回目の販売となりました。また作ってしまいました。しばらくは在宅ワークや外出自粛が続くとおもいますので、巣篭りツールとして、時には一笑しながら活用していただければ幸いです」と記されています。
「赤字ペン」は0.5mm、0.7mm、1.0mmの異なる赤色のラインが引けるようになっており、先端には島原鉄道線を走る黄色い列車、キハ2500形/2550形をデフォルメしたマスコットが付き、台紙として同社の赤字グラフが付属します。
価格は1本550円(税込)、同社オンラインショップ「しまてつショップ」での通信販売のほか、諫早駅、本諫早駅、多比良駅、島原駅、島原船津駅、雲仙営業所、小浜ターミナル、諫早ターミナルホテル、口之津港、鬼池港では窓口での販売も行います。
【了】
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