「乗客はドコに行くかまったく知らされていないのだ…」 カンタスが豪州内で斬新企画

どこへも行かないフライトの一歩先いってます。

計3便が運航

 オーストラリアのカンタス航空は2021年3月3日(水)、同国国内線で、どの目的地に到着するかわからない「ミステリーフライト」を実施すると発表しました。

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カンタス航空のボーイング737(乗りものニュース編集部撮影)。

 このミステリーフライトは、3月27日(土)にブリスベン発、4月18日(日)にシドニー発、5月1日(土)にメルボルン発の計3便が運航される予定です。使用する飛行機は、ボーイング737型機で、条件などが良ければ名所上空での低空飛行なども実施されるとのこと。また、到着地では、観光プランなども用意されるとしています。

 新型コロナウイルス感染拡大下、カンタス航空では、「どこへも行かないフライト」をはじめとする遊覧フライトを不定期で実施しています。実はこのミステリーフライト、1990年代に同国内で運航されていたそう。新型コロナ禍で海外渡航が難しくなっている現状のなか、これが進化して復活した形といいます。

【了】

※誤字を修正しました(3月7日12時30分)。

【写真】エスカレーターが飛行機のなかに? シドニー国際空港の第3ターミナル

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コメント

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1件のコメント

  1. 「しまった!遠くに来すぎて手持ちのカネでは帰りの運賃に足りない!」