自動運転レベル3の新型「レジェンド」保険どうなる? これからの「メーカーの責任」

量産車で世界初となる「レベル3」の自動運転機能を搭載したホンダ「レジェンド」の新型が発売されました。操縦の主体がドライバーではなく「システム」にあると定義されるレベル3以降の自動運転、保険はどうなるのでしょうか。

レベル3対応の特約アリ 保険料は上がる?

 損保ジャパンの自動車保険においては、2017年7月から販売を開始した「被害者救済費用特約」により、レベル3、レベル4の自動運転車いずれの事故の場合も、被害者救済として賠償金相当を支払うことが可能とのこと。

 この特約は追加保険料なしで自動付帯されるほか、ドライバーに過失なく、この特約で保険金を支払った場合でも次の契約の等級はダウンせず、保険料は上がらないそうです。ただし、ドライバーに少しでも責任があれば、通常の事故と同様に、対人賠償責任保険、対物賠償責任保険で支払うことになるといいます。

Large 20210308 01
レジェンドにおいてレベル3の自動運転技術として認定を受けた「トラフィックジャムパイロット」は、高速道路での渋滞中に作動する(ホンダの映像より)。

 なお、レジェンドのような高級車は、そもそもの保険料が割高ですが、今後、仮に「フィット」などの大衆車へレベル3の自動運転機能が装備されても、それによって保険料が大きく上がるといった想定はしていないそうです。

 レベル3以上の自動運転車が国の型式認定を受けるには、「合理的に予見される防止可能な人身事故が生じない」ことが条件です。つまり「自動運転車が自ら事故を引き起こさない、ぶつからない」ことであり、システムエラーなどで事故を起こせば、メーカー側の責任が厳しく問われることになるでしょう。そうした意味でも、新型レジェンドの登場は画期的なことと言えそうです。

【了】

最新記事

コメント

3件のコメント

  1. 運転手の責任にすべきでは?

    機械の信用やったのしすぎも事故の元だと思います。

  2. 運転手の責任にすべきでは?

    機械の信用のしすぎも事故の元だとおもいます。

  3. そもそもが自動運転と言っても、アクセルとブレーキ、ハンドルがあるから、事故が起きても車(メーカー)が責任を取るとは思えないわな。

    事故の直前に車が制御を放棄して、ドライバーに制御を移行させることになるのでは?

    この辺の話は各所で散々指摘されているだろう。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス