超ユニーク「地下トイレ」旅客機も“コロナ退役”か!? ルフトハンザの長~いA340-600

地下トイレ、どのようなメリットが

 A340-600自体も、現代ではユニークな旅客機といえますが、なかでもルフトハンザ航空の機体は、一風変わった客室レイアウトを採用しています。

 通常の旅客機であれば、客室の各区画のあいだにトイレが設置されているのが一般的です。それに対し同社のA340-600のトイレは、客室から階段で下に降りたところにも設置されています。いわば、世界でも珍しい「地下トイレ」を備えた旅客機なのです。

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ルフトハンザ航空のエアバスA340-600を下から。胴体中央の車輪(センターギア)が4輪式となっているのが特徴(柘植優介撮影)。

 機内のレイアウトは航空会社が選ぶことができますが、同モデルを導入した会社のなかでもこの地下トイレを採用した航空会社は、ほぼ類をみません。このようなトイレ配置を採用した経緯について同社は明言していませんが、一般的にこのレイアウトでは、トイレを設置するスペースをそのまま座席にできることから、席数を増やせる、というメリットが考えられるでしょう。

 なおルフトハンザグループでは2021年3月現在、10機のA340-600が地上で長期保管中となっているそうで、これらは、このまま飛ばずに退役となる可能性があります。

 資料によると、同グループの国際線機材は今後、機齢の若い機体や双発機を中心に集約する計画といいます。導入されてから、まだ年数がそれほど経っていない747-8は今後も用いられるほか、777-300、エアバスA350-900などに絞られるようです。他方で将来的には、ボーイング787-9、777-9Xといった新鋭機の投入も計画されています。

 ちなみに777-9Xは、2020年初頭に初飛行を完了したものの、まだ航空会社でのデビューはしていません。ただ、その全長は77m。現“世界最長旅客機”の747-8をも上回ります。

【了】

【一目瞭然?】ルフトハンザ「長くない方」のエアバスA340

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