台湾 独自開発の新たな輸送揚陸艦「玉山」の進水式を挙行

台湾って離島が結構あるんです。

台湾自前の1万トン級輸送艦が誕生

 中華民国(台湾)国防部は2021年4月13日(火)、独自建造の新たな輸送揚陸艦の進水式を行ったと発表しました。

 進水したのは排水量約1万トンのドック型輸送揚陸艦「玉山」。全長153m、全幅23mあり、独自開発した「海剣」艦対空ミサイル発射機を2基装備するほか、76mm速射砲1門、20mm多銃身機銃2基なども搭載するとのこと。

 収容兵員数は673名、船体後部の飛行甲板にはヘリコプター2機が駐機でき、船内のウェルドックにはAAV-7水陸両用戦闘車を始めとした各種揚陸艇の発進、収容が可能だといいます。

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新型のドック型輸送揚陸艦「玉山」。左手前に見えるのは視察する蔡 英文総統(画像:台湾総統府)。

 台湾国防部によると、同艦は国土防衛のための水陸両用作戦以外に、離島への物資輸送や、国際人道救援活動などにも威力を発揮することが期待されていると説明します。

 進水式には台湾トップの蔡 英文(さい えいぶん)総統も出席。今後、艤装や各種試験が行われたのち、2022年に就役する予定です。

【了】

【写真】総統も出席「玉山」進水式の様子

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1件のコメント

  1. 離島って金門・馬祖とか…