エアバス異形輸送機「ベルーガ」、「食用油」で初めて飛ぶ! 「SAF燃料」搭載初飛行
いつみても不思議な形の飛行機だ…!
35%が「SAF燃料」で
ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスは現地時間2021年4月13日(火)、持続可能な航空燃料(SAF)を用いた「ベルーガ」が初飛行したと発表しました。
「ベルーガ」は、ヨーロッパ各地のさまざまな生産拠点からフランスのトゥールーズとドイツのハンブルクの最終組立ラインまで、パーツ輸送を手掛ける輸送機です。今回のSAF燃料が使用された「ベルーガST」は、同社の旅客用モデル「A300」をベースに、エアバス機のパーツ輸送のために改修。胴体上部に巨大な貨物スペースを設けられていることから、大きく膨らんだボディが特徴です。
エアバスによると「ベルーガ」に使用されているSAF燃料は、「食用油などの使用済みの持続可能な原料から作られたもの」とのこと。イギリスのブロートンを出発した初フライトでは、35%にSAF燃料がブレンドされているといいます。
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