東急東横線の廃線跡はどうなるのか 横浜~桜木町 廃止17年の姿と今後
かつて存在した東急東横線の横浜~桜木町間。廃止から17年を経てもなお、高架橋などが当時のまま残っています。140mほどが遊歩道になりましたが、今後はどうなるのでしょうか。
遊歩道として整備された東横線旧線 しかし…
東急東横線は渋谷駅と横浜駅を結んでいますが、かつては横浜駅より先、桜木町駅が終点でした。横浜駅の前後区間には、東横線の廃線跡が残っています。
2004(平成16)年、みなとみらい線の横浜~元町・中華街間が開業して東横線との直通運転が始まりました。これに伴い東横線は東白楽~横浜間が地下化され、横浜~桜木町間は、途中の高島町駅とともに廃止されています。
東白楽~横浜間の地上区間は、2010(平成22)年までに「東横フラワー緑道」へと姿を変えました。一方、廃止から17年を経てもなお、大部分が“そのまま”になっているのが、JR京浜東北線と並走する高架区間だった横浜~桜木町間です。
2019年には旧桜木町駅付近の約140mが、高架上の遊歩道として整備されましたが、その前後にはフェンスが設置され、入ることができません。今後はどうなるのでしょうか。
「将来的には、いま整備されている区間と同じように、横浜駅まで歩行者専用道にする計画です」と、横浜市都市整備局の担当者は話します。しかし予算の関係などもあり、開通の見通しは立っていないそうです。
まだ全く手つかずだったら分岐箇所だけ拡げて、うなぎの寝床のような東横線の車庫にしますのに。あの路線も車庫に余裕がある方ではないでしょう。
横浜線の引き上げ線として活用したほうが一石二鳥であろう。東神奈川止まりを横浜駅まで延長するには持ってこいの土地だと思う。
画像で「道路管理者名(事務所?)」まで電話番号ともかくぼかしてるのはどうかと……。