愛知県「ジブリパーク」周辺地域でMaaS実証実験へ 愛・地球博公園に22年秋開業

来年3月までに実証実験予定です。

リニモ沿線地域の交通網を一体サービス化

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愛知高速交通東部丘陵線「リニモ」。

 愛知県は2021年5月10日(月)、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園に2022年秋の開業をめざし建設中の「ジブリパーク」の周辺地域で、MaaSの実装に向け、マルチモーダルサービスの導入に向けた実装実験を行うことを明らかにし、業務委託事業者の公募を開始しました。

 MaaSは各事業者の垣根を越え、交通機関や商業施設を始めとした、人の移動に関する各種サービスをスマホアプリなど一体的なプラットフォームで実現できるようにする仕組みのことです。

 対象を想定する名古屋東部丘陵地域は名古屋市名東区、瀬戸市、豊田市、日進市および長久手市で、名古屋駅や金山駅、岡崎駅、高蔵寺駅、中部国際空港など県内の主要な交通結節点から当地域までの移動ルートをカバーするものとしています。利用者は観光客のほか、地域住民や通勤・通学者も含まれています。

 鉄道・バス・タクシー・自転車や自動車のシェアサービスの経路案内や、観光情報やクーポンの発行、県の他事業との連携などが本MaaSの計画に盛り込まれています。

 実証実験を含めた検討は、2022年3月までに行われる予定となっています。

【了】

【「ジブリパーク」の予定図】

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