「西武・電車フェスタ」2年ぶりに開催 「レッドアロークラシック」は最後の営業運転

ツアー貸切列車は2本です。

4000系電車もツアー貸切列車として池袋に

 西武鉄道は2021年6月5日(土)に武蔵丘車両検修場(埼玉県日高市)で「西武・電車フェスタ 2021 in 武蔵丘車両検修場」を開催します。同イベントの開催は2年ぶり。

 会場ではパンタグラフ操作体験やトラバーサーへの乗車をはじめとした各種体験のほか、電車撮影会、鉄道部品・グッズの販売などを実施します。電車撮影会には10000系「レッドアロークラシック」と「西武旅するレストラン『52席の至福』」が登場します。

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ツアー貸切列車で営業運転を終了する西武鉄道10000系電車「レッドアロークラシック」(伊藤真悟撮影)。

 開催時間は午前11時から15時まで。最終入場は14時です。会場への入場は完全事前申込制となり、入場時間は午前11時以降の入場と正午以降の入場に分けられます。入場者数は最大5000人の限定です。

 あわせて、会場へ直通電車で行ける2種類のツアーを発売します。

 ひとつは、往路は西武新宿駅から武蔵丘車両検修場まで貸切の10000系「レッドアロークラシック」に乗車。復路は武蔵丘車両検修場から所沢まで「レッドアロークラシック」に乗車するもの。募集人員は最大344人です。このツアーが「レッドアロークラシック」最後の営業運転となります。

 もうひとつは、往路は池袋駅から武蔵丘車両検修場まで貸切の4000系電車に乗車。復路は小手指駅から小手指車両基地に入り、小手指車両基地内で乗車したまま「レッドアロークラシック」の最終運行を鑑賞し、小手指駅で解散となるもの。募集人員は最大320人です。

 4000系電車は2020年3月14日のダイヤ改正で池袋駅への定期運行を終了しており、営業列車としてはおよそ1年3ヶ月ぶりに池袋駅へ入線します。

 ツアー参加者は「西武・電車フェスタ 2021 in 武蔵丘車両検修場」に先行で入場します。

 募集期間は5月23日(日)23時59分まで。Webサイトからのみの受付で、応募者多数の場合は抽選となります。

 このほか、検修場内で留置の「西武旅するレストラン『52席の至福』」を使用した事前予約制のカフェを営業します。人数は各回52人で、3回実施します。こちらは午前11時以降に入場可能な入場券が付いています。

【了】

【写真】第2回開催のヘッドマーク付き9000系電車

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