時代ごとの鉄道の意義とは 書籍『地形と歴史で読み解く 鉄道と街道の深い関係 東京周辺』発売

地形散歩ライター、内田宗治さんの著書です。

甲州街道に沿う京王線 青梅街道に沿う鉄道は…ない?

 実業之日本社より2021年5月20日(木)、書籍『地形と歴史で読み解く 鉄道と街道の深い関係 東京周辺』が発売予定です。

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書籍『地形と歴史で読み解く 鉄道と街道の深い関係 東京周辺』(画像:実業之日本社)。

 地形散歩や鉄道などを中心とした執筆活動を行っている内田宗治さんの著書。東京周辺の鉄道路線と旧来からの街道に着目し、どちらも「ある地点とある地点を結ぶ」という共通の役割を持つものの、両者が必ずしも似たようなルートをたどるとは限らないということを、地理的・歴史的観点から解説しています。構成(予定)は次の通りです。

・第1章 鉄道開業~明治時代後半
鉄道忌避伝説が生じた街道との関係 私鉄による幹線(現・JR)建設の時代

・第2章 明治時代後半~関東大震災
街道にぴったり沿っての鉄道敷設 現・大手私鉄、第一世代の本格的登場

・第3章 昭和初期前後~現代
環状道路、首都高と私鉄新線 郊外電車の誕生から現代まで

 A5判240ページで、価格は2640円(税込)です。

【了】

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