ドコモのバイクシェア「自転車以外」に拡大 異形の3輪EVバイクで初適用 愛知で実証
乗り味も面白いヤツです!
レーサーが作った前2輪EVバイクをシェア
電動の3輪バイク「Future mobility“GOGO!”」を製造するFuture株式会社と、ドコモ・バイクシェア、かすがいGOGO株式会社は2021年6月3日(木)、全国初となる電動3輪バイクのシェアサービスを、7日(月)から愛知県春日井市のJR勝川駅を拠点に開始すると発表しました。
実証実験は、Futureが開発したスマートフォン用アプリ「かすがいGOGO!」に登録した地域住民が対象。利用者は「かすがいGOGO!」より運転免許証などを登録し、利用予約、施錠・利用管理を行うことができます。なお実証期間中の利用は無料です。
今回、この実証実験にシェアリングプラットフォームを提供しているのが、東京都内などの自治体に赤い電動アシスト自転車のシェアサービスを提供するドコモ・バイクシェアです。同社が4月にリリースした、バイクに取り付ける専用のアタッチメントが機体に装着されており、これが鍵の役割を果たします。「かすがいGOGO!」事務局で配布される専用のICカード、あるいは利用予約のうえスマホをかざすことで解錠・施錠が可能です。
今回は全国初の3輪電動バイクのシェアサービスというだけでなく、新たなアタッチメントを用いてドコモ・バイクシェアの仕組みを自転車以外に展開する第一号だといいます。
シェアされるバイク「GOGO!」は、“前2輪”の3輪電動バイクで、倒れにくく安定感のある乗り味が特徴。Futureの代表取締役CEOで現役カーレーサー、慶應義塾大学大学院の特任教授や日産自動車の取締役なども務める井原慶子さんが開発しました。
なお、「GOGO!」は道路運送車両法では原付に分類されますが、道路交通法上は、いわゆる「ミニカー」登録。普通免許が必要ですが、ヘルメット着用は任意です。
【了】
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