「なんちゃってSUV」なぜ主流に? タフだったちょっと昔の車たち その揺らがぬ価値

新型も発表されたトヨタ「ランドクルーザー」のような、「クロカン」とも呼ばれる本格派の四駆SUVは、かつて人気を博しました。なぜ、一般的な乗用車ライクの「なんちゃってSUV」に取って代わられたのでしょうか。

時はバブル! こぞってスキーへ、クロカンで

 そんなタフなクロカンが、1980年代後半から90年代にかけて「RVブーム」として非常に高い人気を集めました。RVは「レクリエーショナル・ヴィークル」の略で、オートキャンプなどのアウトドアで遊ぶクルマというもの。当時としては、目新しいクルマの使い方だったのです。

 そのRVブームの中心にいたのが、トヨタのランドクルーザーであり、三菱自動車のパジェロ、そしてトヨタのハイラックスサーフに日産のテラノなども挙げられます。

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1986年発売の日産テラノ(画像:日産)。

 ランドクルーザーは、当時からトヨタのクロカンのフラッグシップでしたし、パジェロはパリダカールラリーで大活躍。この2台は本格派クロカンとして憧れの対象となっていました。一方、ハイラックスサーフとテラノは、価格も手ごろで、もっと身近な存在でした。ハイラックスサーフは、ピックアップトラックをSUVにしたモデルで、どことなくアメリカの雰囲気が感じられました。そしてテラノは、低く構えた直線基調のデザインが非常にスタイリッシュに見えたのです。

 そんなRVブームの追い風となったのが、1980年代から90年代にかけてのバブル景気です。経済が好調ですから、誰もが競争するかのように、お金をバンバンと使っていました。お金の使い道として人気になったのがスキーであり、オートキャンプでした。

 映画『私をスキーに連れてって』の公開は1987(昭和62)年です。劇中に登場したのはセリカでしたが、この映画は、当時の若者をスキー場へと誘い、そうした場所に行くためのクルマとして、若者らはRVを購入したというわけです。

【海外ではフツーに売れ筋】日本未導入の本格フレームSUVを写真でチェック!

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コメント

2件のコメント

  1. 悪路を走れる車が減ったことにより、自然が保たれたりして?

  2. 『すべからく』の誤用やめーや。

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