一気に進むか海運の脱炭素 LNG自動車運搬船を一挙12隻発注へ 日本郵船

LNG船計20隻で2000億円弱の投資に。

2024年までにLNG船8隻、28年度には20隻に

 日本郵船は2021年6月15日(火)、LNG(液化天然ガス)を主燃料とする自動車専用船の建造を12隻発注すべく、新来島どっくおよび日本シップヤードと覚書を締結したと発表しました。

 建造予定隻数は、それぞれ6隻ずつの計12隻。2025年度から2028年度にかけて順次竣工する予定です。

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LNG自動車運搬船「サクラリーダー」(画像:日本郵船)。

 日本郵船はすでに、2024年までにLNG自動車運搬船8隻を投入することを決めており、2028年度には、計20隻となる計算です。投資額は合計で2000億円弱に上るといいます。

 これまでは中国の造船所に発注していましたが、「ロットでオーダーすることで造船所もコスト削減が可能になります。造船所とともに原価低減を図り、競争力をつけます」とのことです。

 建造されるLNG船は、燃費良化のための船型改良により、従来の重油焚き船と比べて約40%のCO2(二酸化炭素)排出量削減(輸送単位当たり)が見込まれるとのこと。

 また、日本郵船はLNG船の「先」についての見通しも明らかにしました。LNG船はを将来のゼロエミッション船を実現するまでの「ブリッジソリューション」のひとつだといい、2030年頃からは水素やアンモニアなど、より環境負荷の低い船舶用燃料を用いたゼロエミッション船の投入を目指すとしています。

【了】

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