男のロマン?「趣味としての軽トラ」人気のワケ キャンプ業界も注目の万能ぶりと手軽さ

農業や配送業の相棒ともいえる「軽トラ」。ですが最近、この軽トラが趣味のクルマとして見直されてきています。軽トラに特化したアイテムも多数登場し、手軽に低コストで改造できるようになっています。

軽トラ需要はキャンプ業界にも

 キャンプ業界も軽トラに注目しています。軽トラベースのキャンピングカーが2年ほど前から、ジワジワと人気を博しているのです。

 例えば、キャンピングカーの製造などを手掛けるコイズミが販売する「かるキャン・ナゲット」は、中古の軽トラをベースに作られています。広島のカスタムブランド・ドリブンが販売し、様々なアイテムが収納できる「Dプロイボックス」や収納式小型テントが装着。「Dプロイボックス」には簡易型のシンクのほか、シャワールームとして使える小型テントも付いています。ボックスは着脱式なので、荷台から降ろせば通常通り軽トラックとしても使えます。

 さらに、軽トラを気軽にキャンピングカー化できる「TRAVEL HOUSE」というキャンパーシェルも販売されています。キャンパーシェルとは、荷台に載せることでキャンピングカー化できるユニットのことで、「TRAVEL HOUSE」は日本の軽トラ規格に合わせられています。

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軽トラ改造のキャンピングカー「かるキャン・ナゲット」。ベースはスズキ「キャリイ」(画像:日本RV協会)。

 キャンプ業界に軽トラが進出している理由のひとつには、ナンバー区分が荷物輸送を目的とした小型自動車に付与される「4ナンバー」であり、自動車税や自動車重量税が一般的な8ナンバー(特殊用途自動車)のキャンピングカーと比べても割安な点が挙げられます。加えてコロナ禍、キャンプ需要の高まりもあり、軽トラに白羽の矢が立ったのです。

 かっこよくカスタムもできて、キャンプも可能。安くて小回りも利く令和の軽トラは、従来の軽トラのイメージを変えるかもしれません。

【了】

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