ANA「ずんぐりむっくり737」全機退役! 16年の歴史に幕 ラストフライトの様子は?

ラストフライトの様子は?担当機は?

 ラストフライトを担当したのは、2006(平成18)年8月に関西~沖縄線でデビューした「JA06AN」です。この機の総飛行時間は3万3097.2時間、総サイクル数は2万2084サイクルにも上ります。2021年5月からは、同機と、6月20日(日)のフライトをもって退役した「JA05AN」の2機の機首部分に、退役記念ステッカーが貼られ運航が続けられました。

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ラストフライト後、「JA06AN」をバックに記念撮影するANAの客室乗務員(2021年6月27日、乗りものニュース編集部撮影)。

 NH654便を担当した大ヶ谷機長は、「安全運航で終えることができてホッとしています。737-700は、地方空港の厳しい環境や、厳しいアプローチ(着陸進入)でも非常に反応がよく、安心感のある飛行機です」とコメント。同便を担当したCA(客室乗務員)は「737-700はCAのチームワークが発揮される飛行機だった」と話します。

 最終便の乗客数は、119人。同機のファンらしき人を中心に、ほぼ満席となりました。乗客には搭乗記念品などが配布されたほか、ANAのスタッフが横断幕を用いて、同機の出迎えを実施しています。

【了】

【やっぱ機体短い】写真でササッと!ANA「737-700」ラストフライトの様子(32枚)

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