もはや全国規模「走るATM」で銀行が大変化 時代にピッタリ? 登場する新サービス&新車両
東日本大震災が契機となった移動式ATM車の普及
その後、金融機関の店舗整理や、コンビニエンスストアへのATM設置などにより移動店舗車は数を減らします。しかし、2011(平成23)年3月の東日本大震災において、被災地の金融機関が軒並み営業できなくなったなか、移動店舗車であれば継続しての金融サービス提供が可能だと周知されるようになったことから、改めて同車を導入する金融機関が増加するようになったとのこと。
特に衛星回線・無線回線を利用するタイプは活動場所を選ばないので、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)対策としての導入効果を考慮して採用するケースが増えているそうです。ほかにも、災害時には車両に搭載した自家発電機を用いて、最低限の電力供給を行うことも想定されるといいます。
実際、農林中央金庫は、各地の農業協同組合(JAバンク)において移動店舗車の導入を推進しています。これは災害対策以外にも、過疎地域での金融サービスの提供維持や、店舗統廃合によるサービス低下の穴埋めなどといった側面も。それだけでなく、移動式ATM車の増加によるメリットは計り知れないものがあります。
同様の流れは、信用金庫や信用組合、地方銀行など、地域経済に密着した金融機関ほど進んでいるようです。そこで2021年初頭に、移動店舗車(移動式ATM車)の運用を開始した千葉銀行に話を聞いてみました。
これ、移動式公衆電話とかあったらかなり便利そうですね。電話ボックスの設置台数を減らしても普段は、NTTの営業所とか携帯ショップに駐車しておいてイベント開催時とか、災害時に出動させれば、設置台数減らしても対応できそう(もうありますかね?)
これですかね?
Wikipedia 特設公衆電話の項より
[引用開始] 事後設置
事後設置の特設公衆電話は、被災地地方公共団体が要請して、事前設置されていない避難所に閉鎖までの期間設置するものである。電話回線が途絶した場合には、電話機(一度に複数が使えるように4台から8台設置される)を運ぶ機材車とワイドスター移動型地球局の2台一組で運用される。[引用終わり]
電話機はコスト面から公衆電話ではなくて一般加入電話のものがつかわれているそうで使われているそうです…
ありがとうございます。
ありましたか、個人の携帯電話をいちいち充電していたら、コンセントと、電気がいくらあっても足らなそうなので、こういった、専用の車大事そうですね。
引用先のwik見させて頂きましたが、2台で一組体制なんですね、1台で問題ないようになればもっと便利そうです。
ATM搭載の移動型店舗は大垣共立銀行が国内初だったような…
大垣共立銀行のホームページの社史のページに、全国初の巡回する移動店舗が2000年にできたと書かれていました。
オフラインでよければ1970年代には金融機関の移動式店舗は存在したそうです。住宅団地が急増し店舗展開が間に合わなかったからだとされます。多くの通信回線を要しないので災害時にも有効かもしれませんがその場合告知が難しいので既存の支店やATM設置箇所に出店することになるかもしれませんね…
よくよく見たら参照したのは本記事だったようです。失礼しました。