新宿駅に東西デッキ設置へ事業着手 駅のど真ん中を跨ぐ新ルート 2035年度完成

渋谷駅に続いて新宿駅でも、東西新ルートの整備が始まります。

老朽化した駅施設も再整備

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新たに整備される東西デッキのイメージ(画像:東京都)。

 東京都は2021年7月7日(水)、新宿駅直近地区土地区画整理事業について事業計画を決定し、着手したと発表しました。

 この事業では、東西の移動動線の改善と、人の滞留空間の確保、老朽化した駅や駅ビルの再整備などを目的としています。最終的に駅の東西が一体化した「新宿グランドターミナル」となる事業区域では、東西デッキや駅前広場のオープンスペース、新駅ビルの整備が進められます。

 新宿駅は東西移動が課題となっており、長らく甲州街道や青梅街道、狭い角筈(つのはず)ガードへの迂回が必要でしたが、2020年7月には駅の地下に東西自由通路が供用開始。さらに駅をまたぐ新たな東西ルートが生まれることになります。

 事業費は約728億円で、事業期間は2046年までの予定。そのうち東西デッキや駅前広場の一部は、2035年度に完成予定となっています。

【了】

【東西デッキの設置位置】

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