【空から撮った鉄道】寝台特急「トワイライトエクスプレス」と「北斗星」 車両基地の光景 宮原と札幌

「空から撮った鉄道」では、寝台特急「トワイライトエクスプレス」と「北斗星」を何度か紹介してきました。今回は大阪の宮原と札幌の車両基地での姿をお見せします。

この記事の目次

・6年前は慌ただしい一年
・宮原で撮影した第3編成は2年後にドラマを生む編成に
・「北斗星」と「トワイライトエクスプレス」が並ぶかと思ったが

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6年前は慌ただしい一年

「トワイライトエクスプレス」と「北斗星」。本州と北海道を結んだ双方の列車は、2015(平成27)年にラストランを迎えました。もう6年経つのですね。

 あのときは乗車、撮影、空撮のテレビ取材、寝台列車関連イベントと、目まぐるしく慌ただしい一年でした。札幌発「トワイライトエクスプレス」の展望スイートへ自腹取材で乗車すると、強風により954分遅れ(2泊3日)となったのもいい思い出です。

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網干総合車両所宮原支所で待機するEF81+「トワイライトエクスプレス」編成。札幌行きとして大阪へと回送する前のシーン(2013年8月28日、吉永陽一撮影)。

 今あらためて振り返り、そういえばまだ紹介していない車両基地での姿があったと思い出しました。ぜひとも、「北斗星」と「トワイライトエクスプレス」好きの方は、最後までご覧いただけたらと思います。

宮原で撮影した第3編成は2年後にドラマを生む編成に

 2013(平成25)年8月28日。この日は大阪の空撮で、宮原を撮りました。宮原客車区と呼ばれたのは昔のことで、撮影前年の2012(平成24)年に網干総合車両所宮原支所へ組織改正されました。この話では便宜上、宮原と記します。

 宮原の撮影は、車両基地全体が目的でした。そのため全景をおさえつつ、停車している列車を捉える中で「トワイライトエクスプレス」がいたのです。時刻は午前11時。ちょうど新幹線高架橋の脇にある留置線に、EF81+「トワイライトエクスプレス」編成が出発を待っていました。食堂車スシ24のキノコ型クーラーから、第1か第2編成です。

 かたや洗浄線には、札幌から到着し、長旅の汚れを落としている「トワイライトエクスプレス」がいます。こちらはクーラーの形状から第3編成です。第3編成は札幌発のラストランに充当された編成で、かつ、私が954分遅れとなったときに乗車した編成でもあり、今となっては思い入れの強い編成です。

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南西側から撮影した網干総合車両所宮原支所全景。画面左のEF81+「トワイライトエクスプレス」編成は食堂車がキノコ型クーラーを搭載しているので第1編成か第2編成。洗浄線(画面中央)には第3編成が留置されている(2013年8月28日、吉永陽一撮影)。
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回送で出発待ちのEF81+「トワイライトエクスプレス」編成を寄りでも撮影した。傍らには国鉄色のEF65 1124が留置中。この写真を撮影したおおよそ2年後にはEF65 1124も「トワイライトエクスプレス」となる(2013年8月28日、吉永陽一撮影)。

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Writer: 吉永陽一(写真作家)

1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。

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