福井~岐阜直結「大野油坂道路」全通へ未着手トンネルあと2本 最長坑も65%完了

JR越美北線の九頭竜湖駅付近まで、2022年度に先行開通予定です。

トンネル掘削や橋梁下部工が進行中

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2022年度開通に向け掘削が進む荒島第二トンネル(画像:国土交通省)。

 国土交通省近畿地方整備局 福井河川国道事務所は2021年8月4日(水)、中部縦貫道のうち福井県大野市と福井・岐阜県境の油坂峠道路とを結ぶ高規格道路「大野油坂道路」について、2021年7月末時点の工事進捗状況を発表しました。

 中部縦貫道は北陸道の福井北JCT・ICから一部東海北陸道を経由し、長野道の松本JCTまでを結ぶ延長約160kmの路線です。このうち、福井県~岐阜県間で未開通となっている最後の区間、大野IC~油坂IC間の35.0kmが大野油坂道路として事業中です。

 2021年4月に公表された開通見通しでは、2022年度に大野IC~和泉IC(仮)間19.5kmが先行開通し、残る和泉IC~油坂間が2026年度に開通予定。この開通をもって、北陸道と東海北陸道とが高規格道路で直結されます。

 2021年7月末時点では、大野IC~和泉IC間にある4本のトンネルのうち、2本が完成、2本が工事中。そのうち大野油坂道路全線で最も長い延長4983mの「荒島第二トンネル」は、2018年に掘削開始し、工事進捗率は65%に達しています。また、和泉IC~油坂IC間でも、6本のトンネルのうち4本が工事中、短い残り2本(227mの新下半原トンネルと1167mの東市布トンネル)のみ未着手の状況です。

 その他、大野IC~和泉IC間では橋梁設置工事も、九頭竜川を渡る橋を含め過半数が完了。真名川を渡る真名川橋は、橋脚や橋台などの下部工工事が行われています。

 なお、大野油坂道路の途中のICは勝原IC、下山IC、和泉ICの3つで(いずれも仮称)、それぞれJR越美北線の勝原駅、越前下山駅、九頭竜湖駅に近接しています。

【了】

【「大野油坂道路」ルート図と進捗状況】

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