いよいよデビュー 東京メトロ18000系 古参8000系からどう変化?

今日からデビューする東京メトロ半蔵門線の新型車両18000系は、従来の車両と比較してどう進化しているでしょうか。一部仕様は半年前にデビューした有楽町線・副都心線17000系と共通化されつつも、色々な新技術が搭載されています。

一部仕様は有楽町線17000系と共通

 東京メトロ半蔵門線の新型車両18000系電車が、本日2021年8月7日(土)に運行を開始します。

 18000系は、1981(昭和56)年4月に運行を開始した旧型車両8000系電車を置き換えるために製造されました。2003(平成15)年4月の08系電車以来18年ぶりに導入された新型車です。

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東京メトロ半蔵門線の新型車両18000系電車(2021年6月、伊藤真悟撮影)。

 従来車とまず大きく異なるのが、全車両にフリースペースが設けられた点でしょう。特に車いすやベビーカーを利用する人にとっては、従来のようにあらかじめ特定の号車まで移動する必要がなくなります。また、床面高さが1140mmと8000系に比べて60mm低くなり、乗降口ではホームとの段差が小さくなっています。

 車内側から見ても、ドア出入口付近の床面は、ホーム側へ10度の傾斜がつけられています。スロープのような構造のため、スムーズに乗り降りが可能です。

 座席の1人あたりの座面幅は、8000系に比べて30mm拡大し460mmに。車両の連結面や座席横の仕切り、荷棚に透明な強化ガラスが採用され、開放感を向上させています。なお、座席には消臭、抗菌、抗ウイルス加工が施されているほか、1両につきセキュリティカメラも4台搭載されています。

 デジタル技術も進化しています。機器の状態を総合指令所や車両メンテナンス担当部署が遠隔でモニタリングできる「車両情報監視・分析システム(TIMAシステム)」を導入。脱線した場合でも、自動で列車を停止させる「脱線検知装置」も完備しています。

 およそ半年前の2月には、有楽町線・副都心線で新型17000系電車がデビューしていますが、今回の18000系は一部で仕様の共通化を図りつつも、最新の技術で安全性、快適性、省エネ性を飛躍的に向上させています。

【了】

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