「半蔵門線の顔」40年 東京メトロ8000系いよいよ引退カウントダウン 「初要素」も色々
いよいよデビューする半蔵門線の新型18000系。その裏で既存の8000系が順次、全て置き換えられる予定です。40年間「半蔵門線の顔」として君臨し続けた8000系を振り返ります。
全19編成が置き換え予定
2021年6月2日(水)、東京メトロ半蔵門線向けの新型車両18000系電車がお披露目されました。今後は計19編成が導入され、既存の8000系電車は順次、置き換えられる予定です。
同線に前回、新型車両が導入されたのは2003(平成15)年。水天宮前~押上間の延伸開業に伴う東武線との直通運転で車両本数を確保するため、08系電車が製造されました。旧型車両の置き換えが目的ではなかったため、この時8000系に廃車は生じませんでした。
8000系は1981(昭和56)年4月に運転を開始。40年間、半蔵門線の顔として君臨し、さらに直通運転で神奈川県から埼玉県まで約100kmの区間を走る同車について振り返ります。
今でこそ10両編成の8000系ですが、導入当初は6両編成と8両編成が存在しました。当時、半蔵門線が開業していたのは渋谷駅から永田町駅まで。その後、少しずつ延伸していったのにあわせ8000系は中間車を増結し、輸送力強化策として1994(平成6)年10月までに全ての編成が10両化されました。
もう少し早く4Qチョッパが出ていればワンハンドルとよく馴染んだはずなのに、ノッチオフのときわざわざ2段限流遮断してた。今はそれさえVVVFになってしまいロストテクノロジーだけど…