北海道新幹線・札樽トンネル 5工区のうち2工区目の掘削開始 延長4500m

延伸区間のクライマックスとなるトンネルです。

2020年10月開始の石倉工区に続いて2工区目

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北海道新幹線H5系(画像:写真AC)。

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は2021年8月25日(水)、建設中の北海道新幹線の新函館北斗~札幌間のうち、小樽市と札幌市をむすぶ「札樽(さっそん)トンネル」について、8月31日(火)に2つ目の工区である「富丘工区」の掘削に着手すると発表しました。

 札樽トンネルは新小樽(仮)駅~札幌駅間の大部分を占める全長26230m。長大トンネルのため、石倉・銭函・星置・富丘・札幌の5つの工区に分割して工事が進められます。このうち、石倉工区は2020年10月に掘削開始。今回の富丘工区は2工区目となります。

 富丘工区の工事延長は4500m。並行する函館本線との位置関係は、星置~稲積公園間に相当します。まずは手稲IC付近の山の斜面から工区に向けて作業坑を掘削し、トンネル工事予定地点に到着後、本坑を掘り進めていきます。

 北海道新幹線の札幌までの延伸区間は、2030年度末めどで開業予定となっています。

【了】

【札樽トンネルの工区と「札幌延伸」概略ルートを見る】

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