「危険物車が通れる」中部横断道 静岡~山梨全通もうひとつの意義 トンネルは最長4999m

中部横断道最長のトンネルは「4999m」

 中部横断道で最長のトンネルは、静岡・山梨県境を貫く樽峠トンネル(新清水JCT~富沢IC)で、その長さは4999mと、ギリギリ5000m未満に収まっています(実際のトンネル入口の表示板では5000mと記載)。

 これは、危険物積載車が通れるトンネルとしては日本最長ですが、中部横断道以外にも4998mや4997mなど、「あえて5000m未満にしたのでは?」と思えるトンネルはいくつか存在します。

 中部横断道について、国土交通省 甲府河川国道事務所は、「危険物積載車も通れることを意識したのは間違いない」といいます。「並行する国道52号は従来から危険物積載車が通れましたが、中部横断道経由になれば単純に所要時間が早くなりますし、高規格道路のため災害にも強くなります」ということです。

【了】

【地図&写真】中部横断道の開通区間を見る

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コメント

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1件のコメント

  1. 中部横断道 静岡~山梨が開通したことは嬉しいが、深夜割引を利用する者にとっては高速道路のシステム上の問題で不便。
    例えば、浜松方面からスキー等で平日の午前4時前に東名浜松ICから乗車し中央道に抜ける時、中部横断道に料金所が2か所あるため、深夜割引が東名区域では適用されても、中央道の下車時には適用されない。
    これは、4月に開通した大月JCT~御殿場JCTでも同じこと。高速道路のシステム上の問題なので、なんとかならないのか?