「野洲栗東バイパス」工事本格化 国道8号~栗東第二ICの進入路が10月封鎖へ
渋滞情報でおなじみの「宅屋(やけや)」「御上神社前」交差点がバイパスされます。
いったん国道1号の経由が必要に
国土交通省 近畿地方整備局は2021年9月21日(火)、滋賀県野洲市と栗東市で進められている国道8号の野洲栗東バイパスの建設工事に伴い、10月6日(水)から名神高速道路の栗東第二ICについて、国道8号からの進入路を通行止めにすると発表しました。
これにより、国道8号から栗東第二ICを経由して名神を利用する際は、国道8号と国道1号の分岐点東側にある短絡路から国道1号の三重方面行きに入り、国道1号に設けられているループ状の進入路から進入する必要があります。
なお栗東第二ICでは今年7月から、同じく工事に合わせ、逆方向である名神から国道8号への進入路をすでに通行止めにしています。名神→8号の移動経路も、いったん国道1号を大阪方面に進み、2度の右折で8号に入る形になります。
野洲栗東バイパスは野洲市小篠原~栗東市手原の間で進められている道路事業で、慢性的な渋滞となっている、御上神社前~宅屋交差点をはじめ野洲・栗東両市内を、4車線の高架橋主体で北西側にバイパスするものです。1982(昭和57)年に事業化されましたが、工事着手は2016年。2025年度の開通を目指して建設が進められています。
用地取得は2019年度に94%完了。現在は高架の橋脚設置工事を中心に進行中で、接続先の野洲栗東バイパスについても、今回準備が進められていくことになります。
【了】
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