三菱重工 海上自衛隊向け新型哨戒ヘリの試作機2機を防衛省へ納入

県営名古屋空港から厚木航空基地へお引越し。

新型哨戒ヘリ、晴れて防衛省の装備へ

 三菱重工は2021年9月28日(火)、愛知県豊山町にある名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場において、新たな回転翼哨戒機(能力向上型)の試作機2機を防衛装備庁へ納入したと発表しました。

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防衛省(防衛装備庁)へ納入された回転翼哨戒機(能力向上型)の試作機。手前が1号機で奥が2号機(画像:三菱重工)。

 この回転翼哨戒機(能力向上型)は、防衛省(防衛装備庁)との契約に基づいて開発された最新鋭ヘリコプターで、海上自衛隊向けの既存の回転翼哨戒機「SH-60K」をベースに、搭載システムや飛行性能などの能力向上を図ったものです。

 開発は2015(平成27)年から始まり、2021年5月に初飛行に成功。以後、順調に各種確認試験を重ねてきたそう。今回の試作機2機の納入を受け、防衛省では今後、神奈川県にある海上自衛隊厚木航空基地において同機の性能確認試験を開始する予定としています。

 なお、三菱重工は回転翼哨戒機(能力向上型)の主要緒元として、全長19.8m、全幅16.4m、全高5.4m、T700-IHI-401C2エンジンを2基搭載するといったことを公表していますが、これらの数値はベースとなったSH-60Kと同一です。

【了】

【写真】2021年5月の初飛行時の姿

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