通話OKの新幹線車両 はじまる 「○○用車両」ほかに何があるといい?

「のぞみ」7号車が、変わります。

勘違いには気をつけて

 移動時間でも仕事がしやすいよう、東海道新幹線のビジネス環境について整備を進めているJR東海。そうしたなか東海道・山陽新幹線「のぞみ」の7号車が、2021年10月1日(金)から試験的に、「S Work車両」になりました。

「ビジネスパーソン向けに、マナーを守りつつパソコン等を気兼ねなくお使いいただける車両」というコンセプトで、携帯電話での通話、Webミーティングも、いわば良識の範囲内でOKという車両になっています。

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N700S新幹線(2021年9月29日、恵 知仁撮影)。

 また「S Work車両」では、N700S使用列車・東海道区間限定で、簡易ついたてや小型マウスなどの無料貸し出しも行われるほか、順次、従来の2倍の通信容量を持ち、利用時間に制限がない無料Wi-Fi「S Wi-Fi for Biz」も導入されます。

 こうして「仕事車両」を設定することにより、仕事をする人も、しない人も、それぞれ周囲を気にせず過ごせるのはメリットでしょう。ただ、「(通常車両の)客室内で通話してもいいんだ」という誤解が生まれないよう、注意も必要そうです。

【写真】N700S「S Work車両」で貸してくれるツール

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3件のコメント

  1. グランクラスなんかやめてそこに水産加工品や野菜を積んだら良い。

    • 自分が乗れないからってそんなにひがまなくても…

      仮に貨物用にしても、それに見合った収入が貨物で得られる(言い換えれば「利益が出る運賃設定ができる」)とは思えませんけどね。

  2. 昔は喫煙可能車両があったらしいぜ…