JR西日本「W7系」新製投入 被災車両の代替 車いす用フリースペース導入や荷物置場を増設

新製投入のW7系は、停電時もトイレが使えます!

2021年度は2編成

 JR西日本は2021年10月3日(日)、2019年10月の台風19号で被災した北陸新幹線用車両の代替として、「W7系」2編成(24両)を新製投入すると発表しました。

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既存のJR西日本W7系(画像:写真AC)。

 新製投入するW7系は、基本的な仕様は既存の車両と同一ですが、台車の異常・予兆を検知する台車モニタリング装置や、車両への着雪防止機能を搭載。7号車金沢寄りに車いす用フリースペースを設置します。このほか、普通車の荷物置場を増設し、停電時に水洗使用可能なトイレも一部に設置します。

 JR西日本では北陸新幹線敦賀延伸に向けて、さらにW7系を11編成(132両)を新製投入します。内訳は、2021年度に1編成、2022年度に7編成、2023年度に3編成です。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. この路線は、240キロ制限が課せられているとのことですから、是非2階建て新幹線を新造してほしかったのですがねえ、、

    • 2階建て新幹線の引退は残念ですが、E4の撤退で上越新幹線でもスピードアップが図られると思います。

    • 2022年度末(2023年)頃には275km/hにスピードアップする予定ですよ。現在防音壁などの工事中です。