“ナナハンブーム”を巻き起こしたホンダ「CB750FOUR」 ルーツは本田宗一郎が見た「お巡りさん」?
あの伝説のバイク誕生のきっかけもCBだった
ホンダ「CB750FOUR」を語る上で欠かすことのできない存在があります。それが、当時“最強・最速”を謳われたカワサキ「Z1」です。
1960年代半ば、カワサキはバイクの売上に伸び悩んでいました。そこで、カワサキもまた、4ストローク4気筒750ccの大型バイクを密かに開発し始めていたのです。1968年の3月にはすでに完成していましたが、発表が早かったのはホンダ。カワサキは遅れをとることになってしまい、再起をかけたバイク製造が振り出しに戻ってしまったのです。
しかし、「CB750FOUR」の爆発的なヒットを受けて、カワサキは新たなるバイクの開発に着手。排気量をさらに900ccにまでアップさせ、エンジンはDOHC化。こうして1972(昭和47)年、後に伝説を作ることになった「Z1」が誕生しました。
もしも「CB750FOUR」がなければ、あるいはもしもカワサキの方が750ccモデルを早く発表していたら、「Z1」の存在はなかったのかもしれません。
【了】
昔のものづくりにはお手本があった。
今はそれがないから大変だ。
昔は良かった!とか言ってるオッサン等が昔ヤンチャやらかして今を規制の巣に晒してくれたわけでしてね。
1968年にトライアンフ750ccは存在してませんね。スイスで警察官が乗っているのを本田宗一郎さんが見た車両がトライアンフだったのであればおそらくそれは650ccでしょう。重箱の隅を叩くようですみません。