JR芸備線が臨時増便へ 快速「庄原ライナー」運転も 前年に続き利用促進図る

臨時増便で需要の拡大は実現なるでしょうか。

存続に向けた取り組みが続く芸備線

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芸備線で運行されていた広島色のキハ40形ディーゼルカー(2005年8月、草町義和撮影)。

 JR西日本は2021年10月8日(金)、芸備線の広島駅~三次駅~備後落合駅〜新見駅間について、10月23日(土)から12月5日(日)までの土休日に、臨時増便を行うと発表しました。

 増便されるのは下記の7便です。(主要駅のみ記載)

●三次→新見方面
三次9:58発、備後落合11:21着 ※
備後落合12:30発、新見13:54着
三次18:37発、備後庄原19:14着 ※

●新見→三次方面
新見10:57発、備後落合12:21着
備後落合13:40発、三次15:16着 ※
備後庄原19:23発、三次19:56着

※…三次で広島方面の列車と接続

●臨時快速「庄原ライナー」
広島10:05発、備後庄原11:56着(停車駅:下深川までの各駅と志和口・向原・甲立・三次)

 JR西日本では昨年2020年11月にも、せとうち広島デスティネーションキャンペーンと合わせ、利用促進策の一環として臨時増便を実施。昨年は毎日運転でしたが、今年は行楽需要にあわせる形で、土休日のみの運転としています。

 芸備線では今年6月にも、岡山県新見市と広島県庄原市までの区間について、JR西日本から地元へ今後のあり方に関する検討について打診。10月8日には2回目の検討会が開催され、利用促進に向けた取り組みについて意見交換がされています。

【了】

【臨時便のダイヤと芸備線の風景を見る】

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コメント

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3件のコメント

  1. もともと沿線人口が少なすぎるうえに、芸備線の山間部区間では観光資源も乏しい。
    せめて木次線との接続駅である備後落合~山ノ内間を存続させれば、木次線と直通運転させるなりでまだ実用性も微妙に残るが…残りの備後落合~備中神代~備後落合間は申し訳ないが地元が積極的に利用しない限りこれ以上乗客は増えないと思う。
    あとはJR西がどう出るか…。備後落合駅も含む備中神代~山ノ内駅間をそのまま廃止にするのかそれとも備後落合~山ノ内間だけは残して備中神代~備後落合間だけを廃止にするか…。もし、JR西の計画通り備中神代~山ノ内間を廃止にするとなれば当然接続駅のなくなる木次線も廃止になるだろうね。

  2. 写真の説明書きに「三好」の誤記。残念。

    • ご指摘ありがとうございます。修正しました。