8年ぶり刷新 JAL名物「スカイミュージアム」の新・全貌とは 内容が”激濃”に変化!
年間12万人の来場者数を誇るJALの名物施設「スカイミュージアム」。コロナ禍で一般見学が見合わせられている裏で、8年ぶりにリニューアルされました。これまでのものとどう変わったのか、実際に取材してきました。
デジタル化でコンテンツ内容がパワーアップ
羽田空港内のJAL(日本航空)の格納庫「メンテナンスセンター」にある「スカイミュージアム」。格納庫見学と展示エリア見学で「空のお仕事やJALの歴史に触れる(JAL)」体験型の施設で、年間12万人の来場者数を誇るJALの名物施設です。同施設の展示エリアが、2013(平成25)年以来、約8年ぶりに全面的にリニューアルされました。
新たになった「スカイミュージアム」は、どのように変わったのでしょうか。10月28日(木)に実施された報道陣向けの内覧会に行ってきました。
今回のリニューアルでは、展示方式を一新。ひと言でいえば大きく「デジタル化」されています。施設内には、大型のマルチディスプレイが導入されているほか、各所には等身大モニターに映し出されたパイロットやCA(客室乗務員)、整備士といった現役社員が、各職種の紹介を実施します。
デジタル技術の導入で、施設の内容自体も大幅にパワーアップ。これまで展示できていなかった歴史資料を取り入れたデジタル年表なども導入されました。スクリーン形式の年表は10年刻みで設置されており、それぞれの時代の出来事やJALのサービス、当時のテレビCMなどを画面操作で見ることができます。またデジタル化によって、コンテンツを定期的に更新することができることから、利用者が何回来ても楽しめるよう、工夫されているとのことです。
JALの担当者によると、今回のリニューアルは「従来の格納庫に行く前に一瞬寄る場所から、ゆっくり見ることができるエリアになるよう」改修が加えられたといいます。たしかにこのスクリーンで過去のCMや映像を見ているだけで、1時間近く滞在できそうです。
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