滋賀最北端・近江塩津駅に「0番のりば」誕生 大雪時に臨時使用で運休防ぐ

ポイントを動かさず駅に到着できるのがポイントです。

通過線にホームを新設

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豪雪地帯にある近江塩津駅(画像:写真AC)。

 JR西日本は2021年11月30日(火)、滋賀県長浜市の近江塩津駅に新たなホームを設置し「0番のりば」を設定すると発表しました。

 近江塩津駅は滋賀県最北端の駅で、琵琶湖の西側を走る湖西線と、東側を走る北陸本線の列車の乗換駅でもあります。

 従来はホーム2本に4線が発着する構造。湖西線から来た列車は特急が通過線を走り、普通列車が1番のりばの線路へ入るため、ポイント(分岐器)をその都度切り替えていました。しかし冬季は雪が挟まるなどの事故を防ぐため、ポイントを動かさない措置をとらざるを得ず、運行に支障が出ていました。

 今回、通過線にもホームを設置することで、ポイントを動かさずにすべての列車を湖西線から駅構内に進入させ、利用客の乗り降りを行うことが可能になります。

 新設されたホームは4両の列車に対応する長さ80m。運用開始は12月20日(月)で、大雪によりダイヤに乱れが発生する際に臨時使用されます。

【了】

【新たに生まれる「0番のりば」の位置とホーム】

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コメント

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1件のコメント

  1. 写真が、山科駅の大津側に見える。
    行ったことがないのでわからないのだが、
    近江塩津駅のどちらかがトンネルになっているのだろうか?