月5000円でエリア内乗り放題 ウィラーの新交通サービス「mobi」名古屋に上陸

「ちょっくらイオンへ」にも使えそうです。

ウィラーmobi 名古屋でスタート

 ウィラーの定額移動サービス「mobi」が2021年12月6日(月)から、新たに名古屋市で開始しました。タクシー会社の名鉄交通第三とあんしんネットなごやが運行を担い、ウィラーがアプリサービスやシステムを提供します。

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東京渋谷で運行されている「mobi」の車両(中島洋平撮影)。

「mobi」は、半径約2kmの生活圏内の移動において、これまで利用していた自転車やマイカーに代わる、新たな「ちょいのり」サービスとされており、今回は名古屋市千種区で展開されます。おおよそ区内の鶴舞、吹上、今池、千種の各駅ならびにイオンタウン千種をカバーする範囲です。

 アプリや電話で車両を簡単に呼べ、エリア内の行きたいところへ移動できるといいます。車両側は、AI(人工知能)のルーティングにより、予約状況や道路状況を考慮して、最適なルートを割り出して運行。

 利用額は30日間定額5000円で乗り放題。同居家族は6人まで登録可能で、1人あたり500円追加で利用が可能です。住民や通勤者の送迎や、ちょっとした移動だけでなく、買い物などに来た人達も快適に過ごせるよう、都度支払いも可能(1乗車大人300円)。飲食店などの法人会員の店舗への送迎が無料になるサービスもあります。

 また、固定した数名のプロのドライバーが運行するため、顔見知りとなり、お子様や高齢者にも安心だということです。「運転手付きの車を複数台共有する感覚で利用できるサービス」と説明されています。

 mobiは2021年から、東京渋谷エリアと京都府京丹後エリアで始まりました。今回の名古屋での運行は、名鉄交通第三とあんしんネットなごやの2社が、道路運送法21条の許可のもとで行うといいます。許可期間は2022年12月5日までです。

※誤字を修正しました(12/6 16:14)

【了】

【画像】名古屋の「mobi」提供エリア/サービス概要を見る

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1件のコメント

  1. 有松のイオンタウン人はいってないけど大丈夫か