「A380」ラスト1機が最後のテストフライト 航路で描いたメッセージがLove濃度高すぎる

いろいろあった超大型機の歴史も、いよいよ終わるんですね。

2021年12月末に納入予定の「MSN272」

 すでに生産終了が発表されている、エアバス社の超大型旅客機「A380」。このラスト1機が現地時間2021年12月12日、納入前の最後のテストフライトを実施しました。このとき同機が描いた航路が、航空機追跡サイト「フライトレーダー24」などが公式Twitterなどで紹介され、反響を呼んでいます。

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エミレーツ航空のエアバスA380(画像:エミレーツ航空)。

 最後のA380のシリアルナンバー「MSN272」で、2021年12月末にも、顧客であるエミレーツ航空に向け納入される予定です。

 最後のテストフライトはエアバスの工場があるドイツ・ハンブルク発着で約4時間半実施。テストフライト時には、自機の航路で大きなハートマークを描くサプライズを実行しました。顧客であるエミレーツ航空も同サイトのツイートに反応し、「A380への愛以外の何者でもない」とリプライしています。

 なおエミレーツ航空は、A380を最も多く使用する航空会社で、これからも同型機を主力とする方針を明言しています。

【了】

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