新宿駅~都庁で自動運転バス 1月に実証実験 顔認証で乗車

高層ビル群や半地下の環境で実証運行されます。

LINEアプリから乗車予約

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実証実験に使用される日野ポンチョロング(画像:京王バス)。

 東京都と京王バスは2021年12月15日(水)、新宿駅と都庁をむすぶ自動運転バスの実証実験を2022年1月に実施すると発表しました。

 これは自動運転に関する東京都の事業の一環で行われるものです。運行ルートは京王バスと都バスが共同運行する「CH01」系統と同じで、新宿駅西口を出発後、都庁第一本庁舎・都庁第二本庁舎・都議会議事堂の順番に停車します。運行間隔は約30分です。

 使用する車両は日野自動車のポンチョロング(座席定員14名)。LiDARレーザーなど自動運転のための機器を搭載した特別仕様です。

 今回の実験では「トンネルや半地下、高層ビル群など、都心部特有の自動走行困難な営業ルートでの運行を、5G規格の低遅延・大容量通信によって実現する」というテーマで行われます。自動運転レベルは「レベル2」で、運転士が運転席に待機し、異常時などに手動で操作を行います。

 乗車には、事前にLINEの専用アカウント「TAMa-GO」から顔写真などの登録を行い、乗車時は車内の端末で顔認証を行います。なお顔認証時、マスクを外す必要はありません。運賃は無料です。

 実証運行の期間は2022年1月8日(土)から25日(火)まで(うち15・16・20・21は運休、22日は関係者のみ乗車可)。土休日は13時半から16時まで、平日は10時から16時まで運行されます。

 あわせて、1月22日(土)から2月4日(金)までの特定日に、「JAPAN TAXI」の車両を用いた自動運転の実証実験も実施されます。大成建設グループが主体となるこちらの実証実験も、バスと同様のルートとなります。乗車には1月5日(水)までに専用フォームから乗車予約が必要です。

【了】

【運行ルートと運行日】

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