安房峠から高山方面へ 中部縦貫道「平湯峠道路」事業化なるか ルート選定へ意見聴取

高山~松本間の移動をスムーズにするため、整備事業が各地で進められています。

まずは概略ルートの決定へ

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岐阜県~長野県の県境を貫く安房トンネル(画像:写真AC)。

 中部縦貫自動車道の構想中区間である岐阜県高山市の「平湯~日面」工区について、国土交通省中部地方整備局は2022年2月24日までの期間で、整備計画に関するアンケートを実施中。「望ましいルート帯案を考える際に重要だと思うこと」などを回答する内容です。

 岐阜県内の中部縦貫道は、福井県境にまたがる「油坂峠道路」のほか、長野県松本市へ抜ける国道158号のバイパス道路として、「高山清見道路」の一部と「安房峠道路」が開通済み。周辺では福井県内の「大野油坂道路」と長野県内の「松本波田道路」が事業中となっています。

「平湯~日面」工区は、安房峠道路の平湯ICから、乗鞍スカイラインの入口である平湯峠を抜け、飛騨大鍾乳洞のある日面地区までを整備する方向で、「計画の具体化に向けて調査を進めて」いる状況といいます。平湯峠には1978(昭和53)年に全長2430mの平湯トンネルが開通していますが、周辺区間は依然として急カーブか急勾配が連続しており、幹線ネットワークとしてはドライバー負担の大きい状態です。

 整備案は現在3つあり、全線をバイパスとして新規整備するもの、平湯峠周辺のみバイパス整備して残りは現道を拡幅するもの、全線で現道拡幅にとどめるもの、の3案です。

 2021年当初に実施された1回目のアンケートでは、当該区間の交通の課題として、全体の88%が「積雪時に走りにくい」と感じ、86%が「カーブ区間・急勾配区間が多く危険を感じる」、83%が「災害時に通行止めとなることが多く、信頼性が低い」と感じている結果に。また、必要な道路の機能として、全体の約9割が、これらの課題の解決を望んでいるとしています。

【了】

【平湯峠のバイパス整備計画】【「中部縦貫道」どこまで進んだ?】

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