これ原付!? ホンダ「マグナ」50cc&250cc 小さなゴツめのアメリカンバイク
「スーパーカブ」のエンジン積んだアメリカンバイク
そして、50ccクラスの「マグナ50(フィフティー)」は、250ccクラスの「V-ツインマグナ」が登場した翌年、1995(平成7)年に発売されました。こちらも当時のホンダは「原付の概念を超える存在感あふれる本格的なカスタムスポーツバイク」と表現。「野性がある。プライドがある。」というキャッチコピーと共に売り出されました。
エンジンはカブ系やモンキーなどと同じ排気量49ccの空冷4ストローク単気筒を搭載。さらに、耐久レースのために開発され、CB750Fなどにも搭載されたホンダ独自の「コムスターホイール」が用いられた最後の一台でもありました。
発売当時は「ジャズ」とともにホンダの50ccアメリカンとしてラインナップされ、「ジャズ」が終了した2000(平成12)年以降は、ホンダ唯一の50ccアメリカンとして君臨し続けます。「マグナ50」も兄弟モデルの「V-ツインマグナ」と同様、2007(平成19)年に生産が終了するまで、登場からほとんど姿を変えることはありませんでした。
小型バイクがブームで、懐かしの名車リバイバルも相次ぐ昨今。マグナシリーズの復活も期待してしまいます。
【了】
マグナキッド君だね。
何故V45マグナを飛ばすんだよ
歴代一番格好いいだろ