JALの「鶴丸」どう誕生? 実は「鶴」「丸」でもない案も 生みの親に聞く秘話が凄すぎた!

創立70年を迎えるJALの歴史の中で、長年シンボルマークとされてきたのが、尾翼に描かれた「鶴丸」です。実は現「鶴丸」、先代のものとは大きく異なります。その生みの親に、誕生秘話を聞くことができました。

完成した現「鶴丸」どんな工夫が?

 このようなデザインのなかから選ばれた現在の「鶴丸」は、かつてのものを踏襲しつつも、ディテールに大きな変化があります。

「鶴丸」の「JAL」の文字は、JAL機の胴体に描かれる「JAPAN AIRLINES」のロゴのフォントをベースに作成したとのこと。スピード感をイメージした斜体は初代の「鶴丸」と似通った部分ではあるものの、その文字の太さは明らかに現行の方が太く一線を画します。真下さんも「鶴丸は『JAPAN AIRLINES』とセットで初めて成り立つものです」と話します。

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完全民営化後に採用された2代目「鶴丸」塗装(画像:JAL)。

 加えて現在の「鶴丸」は翼の切れ込みが深く入り、従来のものより、正円が多くなっています。鶴のくちばしはクチバシが少しだけ上向きになっているとのこと。また、赤は日本の伝統色である「金赤(猩々緋)」とされました。

 この新しい鶴丸の導入で、機体デザインも変化しています。2代目「鶴丸」では上側に配置されたのに対し、現在の「鶴丸」は尾翼のど真ん中に配置。真下さんは「上側にすると視認性もあがり、スタイリッシュに見えることもありますが、正々堂々とど真ん中にしたかったんです」と話します。

※ ※ ※

 創立70周年とともに、現在の「鶴丸」が生まれて10年――真下さんは「JALのスタッフはみんな『鶴丸』が好きです。ここまで自社のロゴマークが大好きな社員が大勢いる会社は素晴らしいですよね」と話します。

【了】

【見比べると違う】3つの鶴丸を並べてみた

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