【速報】年末年始の渋滞 コロナ前に戻った? 10km以上は前年比375% 最長60km
渋滞の長さでは、コロナ前よりひどかったところも。
年末年始における高速道路の交通状況 速報でる
NEXCO3社および本四高速は2022年1月5日(水)、年末年始期間における高速道路の交通状況について速報値をまとめました。集計期間は2021年12月28日(火)から2022年1月5日(日)です。
全国の代表的な40区間における平均交通量は3万5200台で、コロナ前の2019年度と比べると92%ほどでした。区間別でも、2019年度よりも交通量が増えたのは、40区間中3区間のみ。ただコロナ禍だった2020年度と比べると、全体で144%に増加しています。
また、10km以上の渋滞回数も、2019年度と比べると91%に減少。しかし2020年度との比較では、実に375%に増加しました。多くの人が帰省などへ動いたことが伺えます。
30km以上の長い渋滞の発生回数は17回で、こちらは2019年度の8回から213%の増加です。40km以上の特に長い渋滞が発生したのは次の通り。区間、発生日時、渋滞長、原因の順で記載します。
・関越道(上り)鶴ヶ島JCT付近、1月2日(日)17時25分頃、45.9km、交通集中および事故。
・東名高速(下り)秦野中井IC付近、12月29日(水)12時45分頃、40.6km、交通集中および事故。
・東名高速(上り)綾瀬スマートIC付近、1月3日(月)18時50分頃、59.1km、交通集中および事故。
・神戸淡路鳴門道(上り)川井谷トンネル付近、1月2日(日)17時30分頃、60.0km、交通集中および事故・故障車。
ちなみに、2019年度の年末年始に発生した最も長い渋滞は、1月2日夕方、東北道(上り)久喜IC付近の43.7kmでした。2021年度は、全体の交通量こそコロナ前より減ったものの、激しい渋滞が発生した箇所が多かったことが浮き彫りになりました。
【了】
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